3年ぶりのタッグ作は、スキルフルな両者のコラボそのものがテーマのようだった前作から一歩進んで、アジア諸国のシーンも見据えたクォリティーと聴こえを追求した仕上がりになった。韓国のGroovyRoomやAPRO、日本のChaki ZuluとSUNNY BOYらが提供した水準の高いトラックも、主役の意図を確かに弁えた出来映え。ラヴソングの体裁で痛烈なメッセージを送る“Goodbye To The System”がやはりハイライトだろう。