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【チアキの! 夢と魔法の映画感想文】第12話 MCUをあまり知らない私でも大興奮の「アベンジャーズ/エンドゲーム」

――アイアンマン! 電車の上で戦ってたやつ!――

 

ディズニーを愛してやまないシンガーのチアキ。最近は楽曲制作を行いながら、毎週水曜日には〈ワンコーラスチャレンジ〉と称してTwitterで弾き語り動画をアップしています(突然弾き語りじゃなくなったり休んだりもしていますが、エンターテイナーだからしょうがない)。チアキラー(チアキファンの呼び名)の皆様は水曜夜をお楽しみに!

久しぶりとなる今回ご紹介するのは、昨日9月4日にMovieNEXがリリースされたMCU作品「アベンジャーズ/エンドゲーム」です(※マーベル・シネマティック・ユニバース。同一の世界で物語が進行していくマーベルの映画のシリーズ)。しかし、大きな問題があるようですが……。大丈夫! ビギナー目線で作品の魅力を伝えてね! よろしく! *Mikiki編集部

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~〈PIXAR のひみつ展〉にて~
 

いまでは理由も忘れてしまったが、その日はなんでだか少し落ち込んでいた。こんな気分のまま家にこもっていたくなかったので、思いつくまま兄弟に電話した。

「映画観に行かない!?」

時刻はすでに19時過ぎだったかと思う。観れてレイトショーだ。

「観る映画によっちゃ付き合うよ」

仕事終わりの優しい兄弟がのってくれたが、思いつきだったので何にも決めていなかった。

「とにかくスッキリしたい!! ストレス発散になって、且つ泣けるやつ!! でも暗いのはヤダ! ジメっとしたくない! カッコイイのがいい!! 笑いもあって感動するやつ!!」

〈いや誘っといて注文が凄いし、あげく選ばせるんかい〉と、いま文章を書いててその日の自分にびっくりしてます。ですが、兄弟からは意外な反応。

「それならめっちゃいいやつあるよ!」

声色を変えて教えてくれた作品には、私の〈個人的なある問題〉があり不安を感じつつも、電話口の兄弟のテンションの上がりっぷりにより興味が一気に引き出されてしまったので、その作品に決め、映画館に向かうことにしました。

今回紹介する映画は、その日の小さい私に兄弟が選んでくれた、デカすぎる最強たちが集うこちらの作品です。

アンソニー・ルッソ, ロバート・ダウニー・Jr アベンジャーズ/エンドゲーム MovieNEX ウォルト・ディズニー・ジャパン(2019)

ついに観ました、アベンジャーズ。前述した〈個人的なある問題〉というのは、何を隠そう私、いままで一つも〈アベンジャーズ〉シリーズを観たことがなかったのです(MCU作品は一部だけ……)。しかも〈エンドゲーム〉って言うからにはエンドするんでしょ??と一抹の不安がありまくり。

「いままでのストーリーとか経緯とか、全くわからないけど大丈夫? しかも最終章っぽくない?? 私、楽しめるかな?」

と、隣でめっちゃ質問攻めする私に、映画が始まるまでの間、アベンジャーズにはいかに夢があって、これまでどれだけ凄いことをやってきたのか、兄弟が熱く説いてくれました。

「まずお前、仮面ライダー好きだったじゃん!? 仮面ライダーアマゾンとか、カクレンジャーとか、ウルトラセブンたちが、世界を危機から救うために一堂に集結して、力を合わせて戦うのと同じくらい夢があることなわけよ! アベンジャーズのメンバーは一人一人違う能力を持ってて、めちゃくちゃ強いんだけど、アベンジャーズが戦おうとしてる最大の敵の〈サノス〉ってのは、アベンジャーズ全員より強いの!! で、前作でアベンジャーズが負けて、サノスが全宇宙の生命体の半分を消滅させたの。世界中の半数の人が死んだ。事件だよこれは、ヤバいんだよ。まじで絶望。地球は終わる」

本当に現実の地球が終わるかのような錯覚に陥るほどの兄弟の熱と絶望感。

たしかに、「アイアンマン」「アイアンマン2」、「アントマン」、「スパイダーマン:ホームカミング」はそれぞれ観てたから、その3人が同じスクリーン内に集って、同じ目的のために戦うというだけでも胸熱だったし、話の規模が大きすぎて、この時点ですでに自分が落ち込んでたことを忘れてた。

「アベンジャーズ」の1作目が公開された当時も学校で話題になりまくってたし、テレビでCMが流れるたび「これまじヤバくね!? アメリカヤバくね!?」と兄弟が興奮してたのも理解できる。

不安はワクワクに変わり、上がりまくったハードルのなか、映画が始まった。

ここで、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の簡単なあらすじを。


【あらすじ】

前作「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」で、サノスによってアベンジャーズのメンバーを含む、全宇宙の生命の半分が消滅。大切な家族や友人を目の前で失い、絶望とともに地球に取り残された35億の人々。

しかしそのなかには、この悲劇を乗り越えて前に進もうとする者もいた。彼らは決して諦めていませんでした。

地球での壮絶な戦いから生き残ったキャプテン・アメリカ、ソー、ブラック・ウィドウ、ハルク、ホークアイ、そして宇宙を当てもなくさまようアイアンマン。

ヒーローたちは、大逆転へのわずかな希望を信じて再び集結します。はたして失った者たちを取り戻す方法はあるのでしょうか?

35億人の未来のために、そしていまはここにいない仲間たちのために、彼らは最後にして史上最大の逆襲(=アベンジ)に挑みます。最強チーム〈アベンジャーズ〉の名にかけて──。


結論から言うと、

最っっっっっ高だった。。。めっっっっっちゃ良かった。。。

もうなんだ?? あのヒーローたちの、一人一人がすでに最強なのに、みんなが集まって本物の無敵になる感……。

時折見せるちょっと腰が抜けてたり、笑いも交えたりする感……。

そして仲間や恋人、家族、師匠を思う気持ちや信頼から、目に見えぬ実力以上の実力が湧き出る感……。

泣けない訳がなかった。。。

 

いままでのシリーズで築いてきたそういう人と人との関係とか背景とか、私には分からないのに滲んでくる瞬間がいくつもあって、その道のりを一切知らなくてもこんなに魂揺さぶられるんだから、いままでシリーズを観てきた人は、感動も思い入れも一層凄いんだろうと思いました。

一人一人にドラマがあって、歴史があって、みんながどこか孤独を抱えてるけど、目的に向かいながら彼らの孤独は濃くなったり報われていったり、そうしてるうちに道が出来ていって、ぐっときたなぁ。

みんな、何かを救っても悲しみの全ては拭えないから、悲しみは抱えて生きていくと決めてるような強さと穏やかさがあって、それが表情や生き方に表れていてかっこよかった。ヒーローたちは人と違う能力だけではない、人格も最強だった。

何より、〈絶対に諦めない〉という執念。

戦っているものが大きすぎて、やはり綺麗事だけでは済まないところもあるのですが、だからこそ最後の瞬間まで美しかった(;_;) 本当にすごくすごくよかった!!!!

映画館を出る頃には、涙と笑いでデトックスされて、勝手に背中を叩かれた気分でスッキリと前を向いて、自分の内側は燃えたぎっていました。

 

ただ!!

やはり同時に強く思ったのは、
「これだけ良いんだからMCU作品を最初から観ておけばもっとヤバかっただろうな~~!!」
でした。笑

なのでみなさま、いままでの作品をおさらいしつつ、シリーズの締めくくりはこの作品で確認してほしいです(この作品で一区切りは付きますが、MCUはまだまだ続いています)。

MCUシリーズのファンの皆様は、ぜひMovieNEXで永久保存されてはいかがでしょう。例えば行き詰まった夜に、いつでもヒーローの背中を観て前を向けるなんて最高じゃないですか!

私は落ち着いたら、少しずつ着実にMCU作品を観ていこうと思います。あのミステリアス美女ヒロインが気になるんですよ~~、キャプテン・マーベル!!

でもいまから全部見るとなると20数本あるのか……。誰か、一緒にやりません???

 

―――エンド―――

 


PROFILE:チアキ
93年1月14日生まれ。2010年から2017年までは本名の佐藤千明でロックバンド、赤い公園のヴォーカリストとして活動。2018年からは名前をチアキと改め、ソロ・シンガーとして配信シングル『向かい風 / Blueberry Night』のリリースや、Eテレ「にほんごであそぼ」への出演、舞台への挑戦など活動を本格化させている。趣味は映画観賞・旅行・食べることで、大のディズニー好きとしても知られている。夢はディズニー・プリンセスになること。

RELEASE INFORMATION

チアキ 向かい風 / Blueberry Night Chiaki(2019)

チアキ『向かい風 / Blueberry Night』
1. 向かい風
2. Blueberry Night
主要音楽配信サイト、ストリーミング・サーヴィスで配信中

 

©2019 Disney

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