フランス語で〈好きなことを何でもやれる自由〉を意味するタイトルの新作は、スネイクが出身地のパリや旅から閃きを得て創造性の境界線を破ることに挑戦した一枚だそうだ。なるほど、ラテン/レゲトン全開のセレーナ・ゴメス × オズナ × カーディBを迎えた情熱的な“Taki Taki”、サビがエモいJ・バルヴィン × タイガとの“Loco Contigo”の2大ヒット、インド風味でユニークな“Magenta Riddim”、ブライソン・ティラーとトラップ・ソウルに挑んだ“Smile”など、新規路線の存在感が増して楽曲もゲストも比較にならないほど多様化。ジャケに凱旋門を描き、チャミ、マラー&マーサーとコラボしたバンギンな“Made In France”、ガシとの南国ヒップホップ“Paris”など随所で自国へのプライドも覗かせる。