昨年は“Rap Devil”騒ぎを起こす一方、敬愛するモトリー・クルーの伝記ドラマでトミー・リー役を演じるなど、何かと話題な男の4作目。マーク・フォスター(フォスター・ザ・ピープル)共同制作の幻惑的な“Sex Drive”で始まり、リンキン・パーク“Numb”を引用した“Hollywood Whore”など哀愁に覆われた作りは極めて内省的だ。トラヴィス・バーカーを招いたエモ曲“I Think I'm Okay”で自身を鼓舞して終わる様も印象的……。