「ボヘミアン・ラプソディ」の最終監督を務めたデクスター・フレッチャー監督を迎え、エルトン・ジョンの半生を描いた「ロケットマン」のサントラ。プロデュースはジャイルズ・マーティン。主役を演じるタロン・エガートンがエルトンの名曲を見事に歌い上げている。エルトン・ファンはエルトンの曲を俳優が歌うのに抵抗があったかもしれないが、聴けば納得の歌唱力。劇中で描かれるエルトンが抱える孤独や苦悩が歌声に乗り移っている。収録されている楽曲も代表曲はもちろん、エルトンと主演タロン・エガートンの共演曲も収録。エルトンを初めて聴く人にも往年のファンにもどちらもオススメできる1枚。