三宅純の作品のヴォーカリストとして知られる勝沼恭子のファースト・アルバムが完成。作品完成には12年の歳月をついやしているという。三宅純、ピーター・シェラー、ヴァンサン・セガール、青葉市子、ブルガリアン・シンフォニーオーケストラ等々……素晴らしいミュージシャンたちが参加。三宅純の音楽で親しんでいた透明で美しい歌声を12曲でたっぷり聴けるのは嬉しい。アルバムのクレジットが〈Kyoko Katsunuma+Jun Miyake〉となっているように、プロデューサー三宅純の音作りが全面的に反映している。それにしても勝沼恭子の声の美しさは奇跡だ。