うなだれるほどの鬱屈から光を見い出さんとする歌や、瑞々しく迸るグランジ・ロックにはこれまでの〈らしさ〉が。そこに加え、小室ぺいと松島早紀の2人が歌って80sギター・ポップ的に聴かせる爽やかな“ダイヤモンド・キッス”、uri gagarnのninoheronによるラップ+奥ゆかしいピアノの旋律をバンド・サウンドに織り混ぜた“ブラックホール”では新境地を覗かせる。ライヴ音源も4曲収めたミニ・アルバム。