カナダ発、ブランドン・ウィリアムスによるプロジェクトの2作目。デビュー作でのハードコア~グランジ路線から一転、繊細さとポップセンスを爆発させる様はキュアーやスミスにも通じ、エモーショナルに疾走していくメロディーやパワフルなサウンドメイクは90年代のUSオルタナ~エモを連想させる。良い意味でメジャーっぽい華のあるフレーズ表現力を伴った歌唱も、頭一つ抜けた感があります。