T-Palette入りして放った昨年のスマッシュ・シングル“スタートリボン”が素晴らしい出来だったものの、その後リリース的には足踏み状態だった〈なにわの3人娘〉ことキャラメル☆リボン。先日は久々の音源としてアイドルによるアニソンカヴァーコンピ『EDGE BEAT IDOL vol.1 -アニソンカバーEDITION-』に2曲を提供していましたが、3度目のTIF出演を目前に控えたこのグッド・タイミングで、およそ10か月ぶりのニュー・シングル“ファーストシークレット”をリリースすることになりました。やったね!

キャラメル☆リボン ファーストシークレット T-Palette(2014)

 今回の楽曲プロデュースを担当するのは、“スタートリボン”と同様にLinQ仕事でお馴染みのSHiNTA。同じく作詞も、コピンクス!関連や夢みるアドレセンスらを手掛けるほか、舞台演出なども行う児玉雨子がそのまま続投しています。ってことで前作のいい感じを期待していたのですが、これはそれ以上のカッコ良さ! 〈りんごあめ〉や〈わたがし〉を歌っても前よりもどこか大人っぽくなった印象なのは、メンバー全員が高校生になったことも関係あるのでしょうか……リズムの立った開放的なサマー・チューンを眩しくも甘酸っぱく色付けしています。なお、カップリングの逸曲“七色の虹の向こうに”も、前作のカップリングを担当した今城沙々によるイイ仕事。前向きな元気さを後押しするファンキーなホーンの意匠やコーラスも抜群で、またまた万全の2曲だと思います!