YouTubeで驚異的な再生回数をたたき出すピアニスト、ヴァレンティーナ・リシッツァによる、ただ、ただ美しい音楽。映画『ピアノ・レッスン』で知られる作曲家マイケル・ナイマンの美しきミニマルなピアノ作品は、旋律の色彩がゆるやかに滑らかに変化していく…微妙な心の動きとなり、聴く人の心にじんわりと響きます。映画『ピアノ・レッスン』の中でも有名な“楽しみを希う心”、“ビッグ・マイ・シークレット”は切なさの中にも希望を感じる。映画『ひかりのまち』、『アンネの日記』でも印象深い、言葉を超越したナイマンの音楽は、静かに強烈な印象を与えてくれる。