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【OSHIETAL】第57回 PROTAFIELD 『Nemesis』

UK生まれの若手4人組、注目のインダストリアリストを紹介!

【OSHIETAL】第57回 PROTAFIELD 『Nemesis』

 アルター・オブ・プレイグスのフロントマンによるワイフ名義のプロジェクトをはじめ、ブラック・メタル野郎がトライ・アングル人脈と次々に絡むなど、ますますインダストリアル熱に拍車がかかるなか、今月の鋼鉄連載〈OSHIETAL〉はいま俺が注目しているインダストリアリストを紹介しようではないか! UK生まれのプロタフィールドは2012年頃から頭角を現し、キリング・ジョークコンビクライストなどがこぞって前座に指名する若手4人組だ。このたび登場したファースト・アルバム『Nemesis』には、ゲイリー・ニューマンロジャー・テイラークイーン)、マティアス“IA”エクルンドフリーク・キッチン)も駆けつけ、一部で大きな話題を呼んでいる。

PROTAFIELD Nemesis Devfire(2014)

 肝心のサウンドは、初期ナイン・インチ・ネイルズを彷彿とさせるフィードバック・ノイズや、キャッチーなメロディーと野太いヴォーカルを前に立たせ、コーン『The Path Of Totality』みたいなダブステップ寄りの味付けを施したもの。つまり、暗さや殺伐とした雰囲気もありつつ、一方でパーティー主義的なノリの良さを感じ、そこに好感が持てるのだ。コイツらがスタジアムをロックする日は近いはず! 〈ポスト〉が付くようなインディー臭の強いインダストリアルもイイが、やっぱりマッチョな音が欲しいよな! ということで、『Nemesis』を聴かずしてメタルをカタルべからず!

 

▼関連作品

左から、ワイフの2014年作『What's Between』(Tri Angle)、ゲイリー・ニューマンの2013年作『Splinter: Songs From A Broken Mind』(Cooking Vinyl)、ナイン・インチ・ネイルズの94年作『The Downward Spiral』(Interscope)、コーンの2011年作『The Path Of Totality』(Roadrunner)

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