スタカンとカフェ・ミュージックのクロスオーヴァーというか、気取りすぎないポップ・グループとしての矜持を絶妙の匙加減で見せてきた彼らだが、この通算10作目ではあえてシティー・ポップ再考の時流に身体を預けている印象。フュージョンめかした意匠にもミズノのマチュアな美人声はよく映える。

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