カリフォルニア発、若干19歳のデュオがフォクシジェンジョナサン・ラドーにプロデュースを依頼して作った初のアルバム。YouTube世代らしいシャッフル感覚でディス・ヒートなど80sポスト・パンクを再解釈したみたいな演奏と、ジョナサンの趣味全開な60sサイケガレージ・テイストの乱雑すぎるマッチングに、開いた口が塞がらない。タイトルが『9 Songs』なのに、全8曲という人を喰ったようなヒネクレぶりもイイネ!