熱心なUSオルタナ好きには馴染みのポップ・マエストロで、ロマン・コッポラニック・ホーンビーら文化人からも絶賛を浴びるプラッシュが、本名で発表した注目の一枚だ。しかもプロデュースをウィルコパット・サンソンが担当! 繊細な歌心に溢れた2人の邂逅が、身悶えするほど叙情的なメロディーに彩られた美しい室内楽風ポップを創出している。この才気は〈現代版バート・バカラック〉と言っても大袈裟ではない。