オーストラリアのシンガー・ソングライターがNYで録音した、2011年作が日本盤化。気品を感じさせる可愛らしい歌声が魅力的で、いま目の前で歌っているようなインティメイトな雰囲気もステキだ。“Triste”と“Skylark”の2曲以外は彼女のオリジナル。ジョニ・ミッチェルを想起させるメロディーがどれも味わい深く、ジャズとポップスの間を自然体で行き来する輝かしい才能だ。


 

オーストラリアのヴォーカリスト/コンポーザーのブリアーナ・カウリショウが、ニューヨークに渡り、アーロン・ゴールドバーグ(ピアノ)、ルーベン・ロジャース(ベース)、グレゴリー・ハッチンソン(ドラムス)を迎えて制作した知る人ぞ知る入手困難盤が日本盤化されリリース。グレッチェン・パーラトやサラ・ガザレクなど次世代ジャズヴォーカルを担う新たなる才能の煌めきを感じさせる一枚。透き通るような声質の歌声も心地よく、ブラジル音楽、アメリカンスタンダード、現代ジャズ、ジョニ・ミッチェルがミックスされるこの爽やかなスムージー感は、かなりオススメ。