自身最高位となる全米4位を記録した前作から4年ぶり、初めて外部プロデューサー(デイヴ・フリッドマンとジョー・チッカレリ)を迎えて完成させた新作だ。クラウトロック由来のノイジーなエレクトロックや、ビートルズ愛丸出しのサイケ・ポップ、モータウン・ビートを敷いたナンバーなど、20年強のキャリアを総まとめしたような内容が楽しい。入門盤としても最適で、これをきっかけに新たなファンが付くといいな。