2012年の『Unpatterns』以来約2年ぶりとなるオリジナル・アルバムは、カリフォルニアの砂漠にある会場で最小限の機材を用いて行ったセッションをそのままレコーディングしたもの。〈スタジオでの制作とライヴ・パフォーマンスの境をできるだけぼかしたいんだ〉という彼らの言葉が表す通り、緻密に構成されたセットの狭間にライヴならではの緊張感が見え隠れしていて、これは確かに新しいかも。