捨てられた女の呪詛を託した“根にもってます”、先に謝っておく処世術を標榜する“断固すいません”——このメジャー・デビュー作においても、JB's直系のアンサンブルと情けなくしょうもないリリックを掲げ、姿勢を変えずに突き進む。バカバカしさをグルーヴに転化したり、時にシリアスに響かせるところが彼らの魅力だし、その点において正当なファンク継承者なのでは?なんてことも言いたくなるアツい一枚。