ついに完成したメジャーからの初フル・アルバムは、これまでの集大成と言うべき充実の仕上がり。轟音ギターと強烈なダブ処理によるアトモスフェリックな音像、ステッパーズを軸としたダンサブルな攻めのリズムが、ダブステップ以降の流れとリンクしつつ、巧みなコード・ワークによって、歌モノとしての完成度も十分。歌詞のSF的な世界観とサウンドの相性も良く、壮大なスケールの“エデン”は本作のクライマックスだ。