LAND OF 100 JAZZ
ジャズの100枚。を一気に紹介!

KENNY DORHAM Quiet Kenny New Jazz/ユニバーサル(1959)

特に日本で支持されたプレスティッジ/ニュー・ジャズの人気盤。美しい音色と哀感あるフレーズで世を魅了したケニー・ドーハムが、トミー・フラナガン・トリオをバックに作った名作です。オリジナルの代表曲“Lotus Blossom”も収録。

 

PAT METHENY GROUP Offramp ECM/ユニバーサル(1982)

名曲“Are You Going With Me?”などを含む80年代メセニーの代表作といえばこちら。ポップからアヴァンまでアイデア豊かな音楽性を前に出し、ギター・シンセを導入しながらもアコースティックな音像に仕立てられた叙情フュージョン作品。

 

KEITH JARRETT TRIO Standards, Vol. 1 ECM/ユニバーサル(1983)

現代ピアノ・トリオの礎を築くことになったスタンダード・トリオでの第1弾。ゲイリー・ピーコック、ジャック・ディジョネットと共に変幻自在な演奏で、“All The Things You Are”など定番のスタンダードに新風を吹き込んでいます。

 

THELONIOUS MONK Brilliant Corners Riverside/ユニバーサル(1957)

独特の美意識による摩訶不思議なアンサンブルで、聴く者をマジックに引き込む孤高の天才、モンクが残した歴史的な名盤。ソニー・ロリンズにアーニー・ヘンリーといったプレイヤーの個性がモンクの描く音世界を鮮烈に具現化したかのよう。

 

MILES DAVIS Bags Groove Prestige/ユニバーサル(1957)

若き帝王によるハード・バップ初期の名盤。ソニー・ロリンズ、ミルト・ジャクソンらが集まり、モンクがピアノを弾かなかったという〈クリスマス喧嘩セッション〉の逸話も有名でしょう。かっこいいタイポグラフィはアシッド・ジャズ期にもリサイクルされたジャズ・アートワークの定番ですね!

 

SONNY ROLLINS Saxophone Colossus Prestige/ユニバーサル(1956)

巨匠ソニー・ロリンズの名声を決定づけた人気も知名度もダントツの最高傑作で、通称〈サキコロ〉。豪放なトーン、歌心溢れるアドリブ……時代を超えて聴き継がれてほしい。“St. Thomas”“Moritat”など全曲必聴のこと。

 

HERBIE HANCOCK Maiden Voyage Blue Note/ユニバーサル(1965)

現在も意欲的に活躍する最高のジャズマンが、〈海〉をテーマに斬新なメロディーと詩情溢れるハーモニーを美しく調和させた、60年代ジャズを代表する名盤でしょう。マイルス・バンドからは朋友ロン・カーターとトニー・ウィリアムスが参加。

 

BILL EVANS TRIO Waltz For Debby Riverside/ユニバーサル(1961)

ピアノの詩人が残したモダン・ジャズ屈指の名作。優しくロマンティックなメロディーと美しいトリオの演奏がいい空気を醸成していて、特に表題曲の愛らしさは格別です。これもジャケのモチーフはあちこちで引用されていますね。

 

CANNONBALL ADDERLEY Somethin’ Else Blue Note/ユニバーサル(1958)

これまたジャケごとクラシック! マイルス・デイヴィスの絶妙なソロで知られる“Autumn Leaves”をはじめ、奔放なキャノンボールのアルト、ハンク・ジョーンズのピアノなど、各々の趣向を尽くした演奏が煌めく大傑作です。

 

ART BLAKEY AND THE JAZZ MESSENGERS Moanin’ Blue Note/ユニバーサル(1958)

ブルー・ノートにとってのアイコニックな名盤で、世界中にファンキー・ブームを巻き起こした重要作。90〜2000年代にも影響を及ぼすことになる表題曲を筆頭に、リー・モーガンら参加メンバー個々の放熱ぶりも凄い。