今年もっとも待たれていた作品の一つ! アトモスフェリックなベッドルーム・ソウルの潮流をアーバン側から創出してきたアイコンがフル・アルバムを完成しました。歌唱やコーラスの濃密な連なりはヒップなサブカル&Bとは似て非なるもので、そのユーフォリックな響きがアンビエントな明滅ビートと融和する幻想空間の広がりは圧巻。後見人のノーIDを筆頭に、サンダーキャットクラムス・カジノらも貢献した恐るべき傑作です。