通算6作目。ファレル“Happy”を軽やかにギターでなぞり、コモン・メドレーでは得意のヒップホップ再解釈を洒脱にこなし、ブラジル新世代アントニオ・ロウレイロの叙情やジェイムズ・ブレイクの深く重いサウンドも見事に表し、ジョン・コルトレーンへ捧げるオリジナル曲ではストレートなジャズ・マナーも披露……と、過去最高峰の多彩さで魅せる。ウッドベースを取り入れるなど、オーガニックさと厚みの増した音像も注目。