前作にも関与したパトリック・カーニーに加え、シンズのリチャード、スプーンのジムが裏方に名を連ねる、デンヴァーの夫婦デュオが放った3作目。80sのカイリー・ミノーグを彷彿とさせるエレポップに、オールディーズ調やフォーク、ドリーム・ポップなど曲のタイプはさまざまですが、艶めいた女声と心地良い残響によってしっかり統一感を出しています。フリートウッド・マックの歴史を総括したみたいな凄い一枚!