90年代初頭からダブチルアウト的な雰囲気を纏ったサウンドで人気を博してきた彼ら。本シリーズでは未発表トラックを披露してきたが、この第5弾は今年録音の新曲で構成された内容となっている。ここに溢れるサイケデリックなアンビエンスは、初期の代表曲“Papua New Guinea”から通底しているスピリチュアルな感覚だ。バレアリック好きの人はもちろん、現代音楽的な目線からも聴くことができるはず。