中米諸国のカリブ海沿岸に住む、黒人奴隷とインディアンとの混血民族の末裔たちが作ったガリフーナ音楽。本作はその代表アーティストによるニュー・アルバムです。アフロ・カリビアンらしい多様なパーカッションが織り成す力強いプリミティヴなボトムに、ラテン特有の哀愁漂うギターや歌が重なり、マヌー・チャオをもうちょいアフロ寄りにしたって感じの、何とも独特な魅力を持った音楽が楽しめる一枚。