2000年代の終わり際ギリギリで全米1位を獲得したアルバム。ダイアナ・クラールと選曲段階から向き合い、彼女のバンド構成員やジョニー・マンデルらのアレンジを得て、ジャズからボサノヴァまで丁寧に練り込んだ中身は極めて上質。当時のオバマ支援ムードも伝わってくる。