言わずと知れたサザン・ロック界のサラブレッド。最近ではシリル・ネヴィルらと組んだロイヤル・サザン・ブラザーフッドでの活動に力を入れている模様だが、そんななか自身の音楽性を追求したソロ2作目が届けられた。父グレッグ譲りのギター・プレイも随所で顔を出すものの、〈サザン・ロック〉というよりはもっとソウルフルな雰囲気の漂う内容で、スピナーズ“I'll Be Around”のカヴァーもハマっている。