日本主導で生まれた『Ghetto Love』(2011年)、それを下敷きにした北米向けの『Finally Free』(2012年)に続く〈ドバイの狼〉の新作。美麗なミッド“Dreams”などをトロントの新鋭デヴィッド・ニールと共作し、カナディアンビエント系からMJ作法まで彩りを増しながらアーバン濃度を強めた感じで、クリス・ブラウンの『X』にも近いバランスの佳作と言えそう。恒例の大ネタ路線はフリートウッド・マック使いのアップに健在!