コネチカットはノーウォーク出身、26歳のホワイト・ノイズ野郎が初の公式フル・アルバムを投下。語り口からはマック・ミラーらピッツバーグ勢に通じるファニーなやさぐれ感を放ち、スコット・ストーチのループでは世代的に明白なエミネムの影響も覗かせる。ザラついたビートはうっすら煙を纏った雰囲気で、サンティゴールド使いのレゲエ“Turnt Up”で迎えたディジー・ライトの他、ジョン・コナーらの出番にも注目。