95年からオージェイズの一員となり、チャーリー・ウィルソンの近作でペンも交えていたオハイオの実力派による初ソロ作。ジェイソン・チャンピオンの兄弟でもある相棒のジェイショーンらと組み、粋にスウィングするモダンなR&Bをソフトなテナーで快唱していく洒脱さは、まさに表題が示す通り。同僚のウォルター・ウィリアムズを迎えた80年代初期フィリー・ソウル風のアーバンなミディアムなど好曲の連続だ。