COLUMN

クラムボン結成20周年記念のトリビュート盤『Why not Clammbon!?』収録曲を、ゴージャスな参加者と共に紹介!

VARIOUS ARTISTS 『Why not Clammbon!?』 Part.2

“Folklore”

“クラムボン・インザエアー”という格好良い曲を持つストレイテナーが採り上げたのは、2003年発表の『imagination』に入っていた人気曲。切れ味鋭いギターが疾駆するパワーポップ・チューンに変身していて、これまたたいへん格好良し。

【参考動画】ストレイテナーの2014年作『Behind The Scene』収録曲“冬の太陽”

 

▼ストレイテナーの2014年作『Behind The Scene』(ユニバーサル)
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“ある鼓動”

東日本大震災後、被災地を含む全国ツアーのなかで作ったクラムボン渾身の生命讃歌を、総勢15名から成る蓮沼執太フィルが自由度の高い清冽なサウンドで料理。トロピカルな味付けぶり、柔らかくてしなやかなグルーヴがグッド。

【参考動画】蓮沼執太フィルの2014年作『時が奏でる』収録曲“ZERO CONCERTO”

 

▼蓮沼執太フィルの2014年作『時が奏でる』(B.J.L./AWDR/LR2)
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“アホイ!”

原田郁子と同じように色彩感豊かな歌声を持ったヴォーカリスト、salyu。まるで雲の上で光と戯れながら歌っているような彼女の開放感溢れる歌唱がこのカヴァーの聴きどころ。僕らも一緒にどこまでも飛んでいけそう気になるのです。

【参考動画】salyu × salyuの2011年作『s(o)un(d)beams』収録曲“続きを”

 

salyu × salyuの2011年作『s(o)un(d)beams』(トイズファクトリー)
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“大貧民(♠♣♥♦)”

キラキラなポップソングで天下統一をめざす風雲児、レキシの手にかかりゃ、クラムボンのファニーなテクノ・チューンも、ほらこんな煌びやかに。で、なぜ彼がこの曲かというと〈れきしに名をキザめば〉ってフレーズが歌詞に登場するから。

【参考動画】レキシの2014年作『レシキ』収録曲“年貢 fou you”

 

▼レキシの2014年作『レシキ』(伽羅古録盤)
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“華香るある日”

原田郁子らとのユニット、Ohanaもやっている永積タカシ。クラムボンとは家族のように気心知れまくりで、3人の魅力を誰よりも知る彼は、アーシーな香りが魅力だったこの曲を胸躍るファンキー・チューンに。個人的に最高賞を差し上げたい。

【参考動画】ハナレグミの2013年作『だれそかれそ』収録曲“空に星があるように”

 

ハナレグミが2013年に発表したカヴァー集『だれそかれそ』(スピードスター)
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“SUPER☆STAR”

ワーナー時代のレーベル・メイトだったNONA REEVES。イントロにマイケル“Rock With You”なドラム・フィルをくっつけて、派手派手なモダン・ビート・チューンに仕立て上げるという実に彼ららしいやり方で、20周年の祝杯をあげている。

【参考動画】NONA REEVESの2014年作『FOREVER FOREVER』収録曲“ガガーリン”

 

▼NONA REEVESが2014年に発表したカヴァー集『Choice III』(billboard)
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“ロッククライミング”

昨年結成20周年を迎えたBuffalo Daughterが選んだのは、2002年作『id』収録のサイケなロック・チューン。逆回転を利用して初音ミクっぽいヴォーカル処理をするなど、サイケ表現なら私らも負けませんとアピール。いい具合に狂ってる。

【参考動画】Buffalo Daughterの2014年作『Konjac-tion』収録曲“Love & Food”

 

▼Buffalo Daughterの2014年作『Konjac-tion』(UMA)
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“5716”

変拍子を多用しながら緊張感溢れるサウンドをクリエイトするdowny。オリジナルはメランコリックな雰囲気を湛えたエレクトロニカ・ナンバーだったが、硬質な電子音をベースに、彼ららしい凍てついたサイケデリアを生み出している。

【参考動画】downyの2013年作『無題』収録曲“春と修羅”

 

▼downyの2013年作『無題』(felicity)
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“246”

クラムボン史上もっとも切ない曲と言っても差し支えないこのマスターピースを、GREAT3がとろけるような激メロウ・サウンドでズブズブに溶解してみせた。3人の個性が絶妙なバランスで融合された素晴らしき例がここにも。

【参考動画】GREAT3の2014年作『愛の関係』収録曲“愛の関係”

 

▼GREAT3の2014年作『愛の関係』(ユニバーサル)
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“はなれ ばなれ”

TOKYO No.1 SOUL SETの20周年記念盤で原田郁子がゲスト参加した“全て光”も素晴らしかったが、クラムボンの代名詞的名曲の根底に流れる寂寥感を押し広げてみせるアレンジが施されたこの〈お返し〉も負けず劣らず見事な出来である。

【参考動画】TOKYO No.1 SOUL SETの2013年作『try∴angle』収録曲“One day”

 

▼TOKYO No.1 SOUL SETの2013年作『try∴angle』(avex trax)
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“海の風景”

クラムボンも参加したトリビュート盤を2007年に発表しているHUSKING BEE。ここでは叙情的な彩りが魅力だった原曲を同じく叙情的なギター・サウンドで料理し、激しいながらも穏やかな風景を浮かび上がらせている。わかってるなぁ。

【参考動画】HUSKING BEEの2014年作『AMU』収録曲“1 Minute”

 

▼HUSKING BEEの2014年作『AMU』(HIGH WAVE)
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“雨”

ミトと共にCM音楽を制作したことも記憶に新しい青葉市子。この人だったらやるせなさに満ちたメロディーを持ったこの曲しかない!と思わせるほどのずっぱまり具合にニンマリ。瑞々しい情感に満ちた歌声がこちらの耳をしっとりと濡らす。

【参考動画】青葉市子の2013年作『0』収録曲“いきのこり●ぼくら”

 

▼青葉市子の2013年作『0』(スピードスター)
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“ハレルヤ”

クラムボンとの親交もよく知られているマイス・パレードアダム・ピアース。彼が共同プロデュースで参加している2002年作『id』からの曲を、透明感に満ちたダブ・ナンバーに料理。3人に対するリスペクトや愛情が溢れる仕上がりだ。

【参考動画】マイス・パレードの2013年作『Candela』収録曲“This River Has A Tide”

 

▼マイス・パレードの2013年作『Candela』(Fat Cat)
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“バイタルサイン”

最後に控えしは、稀代のヒットメイカーにしてエレクトロ・ポップのマエストロ、小室哲哉! 摩天楼が良く似合う煌びやかなビート・チューンに生まれ変わったこのバイタルなリミックスを聴いていると、3人の嬉しそうな笑顔が見えてくる。

【参考動画】小室哲哉の2014年作『TETSUYA KOMURO EDM TOKYO』収録曲“EDM TOKYO 2014”

 

▼小室哲哉の2014年作『TETSUYA KOMURO EDM TOKYO』(avex trax)
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