シカゴのR&B歌姫が3年ぶりに放つソロ作は第6章にして7作目。LA・リード一派のケイジャンらが制作したミッド・グルーヴやレトロ調、切ないバラードなど、大人カップルの諸問題に踏み込んだ曲をディープ&ハスキーな声で歌い込むシリーナ節は、リーラ・ジェイムズとの共演も含めて今回も絶好調だ。ハイトーンの声が映える、同郷のデイヴ・ホリスターウィリー・テイラーデイ26)それぞれとのデュエットも快演。