ナポレオンに反旗を翻す(?)フランスの若手4人組がアルバム・デビューを飾った。89年のストーン・ローゼズを思わせる覚醒感やイアン・ブラウン風のヴォーカルに、モンドなシンセ音が絡みつくサイケデリック・ロックを展開。〈ローゼズmeets MGMT〉、もしくはUFOにさらわれてヘンな手術を受けたフェニックス……といった雰囲気か!? 未知の可能性に満ちた混沌が、ワクワク感を掻き立ててくれる。