前作を成功に導いたレーベルやチームと別れ、制作陣もガラリと入れ替えて完成させた2作目です。その間の時流の変化に応じてサウンドはよりヘヴィー&弾力のあるEDM感を増し、歌謡性も高いエリック・リボム製の“Cherry Pop”などはこれぞキャッチーの極み。これがユーロダンスの最高峰!
日本では飛び道具っぽい何かがないとなかなか知られるきっかけもないし、流通すら安定してないユーロ・ポップ諸作ですが……普通にUS/UK以上の水準の良品もたくさんあります。奇跡的に日本盤が出ていたルーマニア産の本作には、例の界隈のオリジナルとなる“The Balkan Girls”が収録!