リッチー・ホウティン率いるマイナスの中核を担い、マイペースながら良質な作品をリリースし続けるジョン・ガイザー。2012年にヴォイド名義でリリースした『No Sudden Movements』の実験的な内容とは一転、グルーヴィーなミニマル・テクノで原点回帰した本作は、プラスティックマンのアルバムを筆頭に快進撃を続けてきたレーベルの2014年を締め括るに相応しい、会心の出来映えとなっています。