インコグニートダウン・トゥ・ザ・ボーンリール・ピープル作品への参加で知られるUKの歌姫がついにソロ・アルバムを発表。同国のケヴィン・レオ制作の下、ポップなジャズ・ファンクや土臭いファンク・ロック、センチメンタルなバラード、アフリカン・グルーヴなど多様な楽曲がバンド演奏され、ややハスキーな愁いの滲む声で緩急をつけながら歌い込んでいく。活動歴20年近くの余裕を感じる一枚。