DISC GUIDE

シェイディのこれまでの作品をおさらい!(後編)

〈ShadyXV〉Part.4

CA$HIS The County Hound EP Shady/Interscope(2007)

別掲コンピで顔見世したシカゴ出身ラッパーの8曲入り初作。ジェフ・ベースらを伴って全曲に関与したエミネムの音作りは、“Bohemian Rhapsody”ネタもイロモノに響かせないストイックなもの。西っぽいノリもあるマイク捌きの獰猛さはEPサイズでも十分伝わるが、単独作はこれっきりとなった。 *出嶌 

 

 

50 CENT Curtis Shady/Aftermath/Interscope(2007)

カニエ・ウェストとの同日リリース対決で大いに盛り上げた3作目(結果は僅差で敗北)。メアリーJエイコンらこれまで以上に客演陣は幅広く、ジャスティン・ティンバーレイクとのフレッシュな“Ayo Technology”が話題になりつつ、エイペックス製の“I Get Money”でストリートにも訴求。 *Masso 

 

 

EMINEM Relapse Shady/Aftermath/Interscope(2009)

別人格たるスリム・シェイディの〈再発〉を謳って話題を呼んだカムバック作だ。全米1位を奪取した“Crack A Bottle”での横綱相撲と初期の悪趣味ぶりや病みが入り交じる雰囲気。ドクター・ドレーが丸ごとを手掛けた現時点で最後のアルバムでもある。 *出嶌 

 

 

50 CENT Before I Self Destruct Shady/Aftermath/Interscope(2009)

前作リリースの時点でほぼ完成を伝えられていたものの、結果的には2年を経て出ることとなったシェイディアフターマスからの最終作。ゲストを最小限に絞り、己にフォーカスした劇画チックなハードボイルドさを漂わせた作風で同名の映画も製作。ニーヨとのコラボ曲がヒットした。*Masso 

 

 

EMINEM Recovery Shady/Aftermath/Interscope(2010)

文字通り全快(リカヴァリー)し、前作から短いスパンでリリース。リアーナが客演した壮大な大ヒット曲“Love The Way You Lie”を筆頭に、リル・ウェインピンクとのド派手なコラボも収録。ドレーが一歩引き、ボーイ・ワンダジム・ジョンシンら新顔のビートも多数採用している。 *Masso 

 

 

BAD MEETS EVIL Hell: The Sequel Shady/Interscope(2011)

ロイスとD12の不仲によって疎遠になっていたコンビ。当初は『Relapse 2』で予定されていたらしい共演が、丸ごと一枚にまで膨らんだ再会盤だ。マイクの応酬でハードコアに迫りつつ、ブルーノ・マーズの歌唱がすこぶるキャッチーな“Lighters”で餌を撒くバランスの良さは『Recovery』以降。 *出嶌 

 

 

YELAWOLF Radioactive Ghet-O-Vision/Shady/DGC/Interscope(2011)

エミネムを思わせるハイトーン・フロウを武器とするアラバマ産フッドスターのシェイディ加入1発目は、キッド・ロックリル・ジョンディプロら多彩な顔ぶれが参加。エミネム&ギャングスタ・ブーという並びも刺激的な“Throw It Up”などレーベルに新風を吹き込んだ。 *Masso

 

 

SLAUGHTERHOUSE Welcome To: Our House Shady/Interscope(2012)

エミネムの後ろ盾を得てバスタ・ライムズスウィズ・ビーツら、大物たちの援護射撃も受けた完全メジャー仕様の昇格第1弾。プロデューサー陣にも豪華なメンツが揃い、なかでもエイラブミュージック作の“Hammer Dance”が最高にクールでドープ。 *Masso 

 

 

EMINEM The Marshall Mathers LP 2 Shady/Aftermath/Interscope(2013)

2000年の大ヒット作『The Marshall Mathers LP』の続編。巨匠リック・ルービンとの初顔合わせした“Berzerk”にギネス認定の高速フロウを披露した“Rap God”、さらにはリアーナやケンドリック・ラマーとのコラボなど、パート1にも負けぬトピック多数なモンスター・アルバムだ。 *Masso 

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