DJらしい感覚でブレイクスを編み上げた『Songs For My Funeral』での鮮烈なデビューから10年。同窓のクァンティックと共にミュージシャンシップを高める方向に進んだ彼だが、ここまで〈ジャジー〉からジャズへ踏み出し、ジェイミー・カラムの制作まで請け負うなんて想像できなかった。モンスターとは2枚目となる今作は、相棒のリアーン・ヴォスルーを中心にインプロ主体の麗しさを追求。お約束としてサン・ラーのカヴァーも。