2001年にダブ・テクノの名作12インチ“Ship-Scope”だけを残し、一切の消息を絶っていた正体不明のプロデューサー、シンイチ・アトベが10年以上の時を経て、デムダイク・ステアのセルフ・レーベルから突如ファースト・アルバムをリリース。長年録りためてきたというタイムレスな楽曲群が、いままた注目を集めるモダン・ラヴ以降のシーンにタイムリーに響くという、これもある種のバタフライ・エフェクト?