95年に日本デビューも果たしているジャマイカン・ゴスペル歌手が、6年ぶりのアルバムを発表した。マット・レッドマン“10,000 Reasons”のカヴァーやキングストンに住む有名な牧師とのコラボ曲、マンデラ大統領を讃えたナンバーなどを収録。と書くと近寄り難い印象を与えかねないが、重たいワン・ドロップやパパ・サンの早口DJとのコンビネーションほか、レゲエ/ダンスホール盤としてフツーに楽しめる良作だ。