ジェイとデイヴ、同郷の2人がついにダブルネームで新作をリリースした。今までもデイヴのソロやバンド名義での作品で、サポートや共同プロデューサーとしての関係性は長らく続いているが、共作としては初となる。そのサウンドは、デイヴのソロや自己バンドの流れを組むテクニカルなハードフュージョン。本作でもタイトなドラミングは健在。4ビートからラテン・フィール溢れる楽曲まで隙がない。ゲスト・アーティストもランディ・ブレッカー、マイク・スターン、トム・ケネディーなど常連組が脇を固める。作曲は、10曲中6曲が両氏の共作となっており、ジェイのインテリジェンスも十分堪能できる好盤。