唯一のシングル“自己暗示の日”と、ミニ・アルバム『kageokuri』の楽曲を収録。仮想敵として表現のモチヴェーションとなっていた大学を卒業し、方向性を見失った門田の苦悩がはっきりと表れていて、重苦しいムードが作品全体を包む。なかでも、8分という長尺の曲でありながら、一発録りでレコーディングされた“鋼鉄の朝”のヒリヒリするような緊張感は、間違いなく本作のクライマックス。