ブレイケストラのメンバーなどで構成されたLAの大所帯バンドによる新作は、引き続き70年代マナーのレイドバックしたファンキー・レゲエが目白押し。前作にも参加していたブラック・シェイクスピアにマイクを委ねる曲が大幅に増え、ロッカーズ然とした彼のヤンチャなDJイングが男臭い演奏にマッチしている。そのほかアンジェロ・ムーアフィッシュボーン)の参加曲もあり、今回もジャンルを跨いで話題を集めそう。