〈EMAF TOKYO 2013〉への出演などで注目される電子音楽家の初作は、〈テクノ〉の新たな可能性に挑戦した異彩を放つ仕上がりに。ミニマルなビートと不穏なノイズが静寂を切り刻む“Solo scum”、グリッチ・ノイズに呪術的なヴォーカルを注入した“Voice&Sound ver.2”など、アブストラクト色の強い実験的なサウンドはインナートリップとも言える陶酔感を生み出す。太いキック音が徐々に熱を帯びていく“Kissy”がハイライト!