和太鼓パフォーマンスで聴衆の度肝を抜き、2012年のデビュー盤が異例のロング・ヒット。そしてグラミー賞まで獲得したラスヴェガスの4人組に、〈2枚目のジンクス〉は通用するのか。答えはNoだ。引き続きアレックス・ダ・キッドと共に前作での成功法を踏襲。天まで伸びていきそうなギター&シンセに、アフリカンなビートが重なるオープニングから、〈らしさ〉が爆発している。複雑なリズム・ワークを用いつつ、美しい歌メロによって誰もが口ずさめるアンセミックなナンバーに仕上げてしまう力技が凄すぎる! ダーティーなハード・ロックや怪しげなバーレスク調など、曲のヴァラエティーも申し分なし。英米チャート共にNo.1をマーク済みの本作で、一発屋じゃないことを見事に証明したね!