ペイル・ファウンテンズスミスなどを思わせる、若者特有の青さと熱さを備えたサウンドで話題をさらったデビュー作から約2年ぶりのセカンド・アルバムだ。先行シングル“Hey, Hey Lover”をはじめ、本当に80年代のネオアコみたいな音作りで、胸をグッと締め付けられる瞬間が多々。フラメンコっぽいギター・フレーズが飛び出すなど、ところどころに隠し味が効いていて、楽曲の幅は以前より広がっている。