20年以上の長きに渡ってフランスのテクノ・シーンを牽引し続けるヴェテラン・プロデューサー、テレンス・フィクスマーの5年ぶり5作目。アルバム・タイトルが示すように従来のハード・ミニマルインダストリアル・テクノ路線から今回はさらに深遠でダークなサウンドを追求。“Inside Of Me”では新たな試みとしてみずからのヴォーカルを素材に使用するなど、彼の作品史上もっとも内省的な一枚となっています。