マンチェスター生まれの女性クリエイター/シンガーが、ジャー・ウォーブルとの共演盤を経て5年ぶりの新作をドロップした。サウンドの要は鋭利なギターと無機質なビート、そして時折顔を出すインダストリアル・ノイズ。徹底して冷ややかなファンク・パンクは、往年のギャング・オブ・フォーキャバレー・ヴォルテールを彷彿とさせる。そこに溶け込む歌声は痛々しいまでに美しく、そして妙に艶やかだ。