エクスパンションヒドゥン・ビーチといった優良レーベルにピックアップされ、フォーリン・エクスチェンジ周辺への客演でも歌声を聴かせてきた実力派の3作目。S1が手掛けた重心低めのビートを涼やかに浮遊させる“Make A Way”や、コクのあるアンソニー・デヴィッドの歌声に寄り添う美麗スロウ“Charge”など、楽曲を引き立てつつもキリッと存在感のあるヴォーカルが素晴らしい。ネオ・ソウル基調の楽曲も粒揃い。