2年前、“25年ぶり”のスタジオ録音のリーダー作を発表し、その健在ぶりを見せつけたスーパー・ドラマー、スティーヴ・ガッド。それに次ぐ最新作は、今年の4月9日で70歳の誕生日を迎えるにあたっての記念アルバム。メンバーは前作同様、ギターにマイケル・ランドウ、キーボードにラリー・ゴールディングス、ベースにジミー・ジョンソン、トランペットにウォルト・ファウラーという強豪ぞろい。エディ・ハリスの《フリーダム・ジャズ・ダンス》やヤン・ハマーシコ・ブアルキのカヴァー以外は各メンバーによるオリジナル曲。味のあるプレイ、最高のフィーリングに満ちたセッション。